『大阪の歴史 第６９号』大阪市史料調査会 2007.8 より
| その１ | 湯z港行もにぎはしく ゆけば九条の発電所 行く手に響く体操の 声は市岡中学校 |
| その２ | 嶋髦Hまぢかく来れども 波は音せぬ夕凪や さす朝潮の心地よく 浮ぶ千舟の帆は白し |
| その３ | 梼O条過ぎて行く程に 大阪湾の海見えて はや築港の桟橋に とまる電車の速かさ 涛V保二年の春の頃 全市の川の土砂を 積みて築きたる天保山 燈明台の名も高し 桃｡は明治の聖代に 海上一里埋め立てて 港作りし大工事 茅渟の浦風身に清し |
管理人註
「大阪市街電車唱歌」は１９０８年（明治４１年）７月制作。第２期線が開通したときに作られた。作詞は大和田建樹、作曲は田村虎蔵。
大阪市電は、１９０３年（明治３６）、花園橋（現在の九条新道交差点）〜築港桟橋開通。１９６０年（昭和３５）８月１日 、地下鉄４号線（現・中央線）建設工事の為、港車庫前〜大阪港間・築港北海岸通線の大阪港〜天保山桟橋〜三条通四丁目間を休止。市電最初の廃止となった。１９６８年（昭和４３）５月１日 、 京阪東口〜港車庫前間廃止。